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こうした中、軍に送った息子のことを心配する親心を利用して、薪を調達する方法が編み出された。

新米兵士は、面会にやって来た親からカネをもらう。そのカネで市場で薪を買って部隊に渡す。ちなみに相場は120元(約1970円)。そうすれば1週間の休暇が与えられるという仕組みだ。

兵士にとって、休暇は単なる休みではなく、生きながらえるための貴重な期間だ。衛生環境も食糧事情も悪い軍隊生活を続けていると、体調を悪化させ、最悪の場合は命すら落としかねない。言い方を変えれば命をカネで買うようなものだ。