北朝鮮の祖国平和統一委員会の報道官(スポークスマン)は1日、韓国政府が「北侵戦争騒動に狂奔している」と非難する談話を発表。同日、朝鮮中央通信が報じた。

談話は、韓国政府が「毎日のように『北の脅威』と『予想できない挑発』を宣伝して『確固たる備え態勢』と『実効的よう懲』を高唱しており、至る所で火薬のにおいが漂う北侵戦争騒動に狂奔している」と指摘。

また、「南朝鮮当局が険悪な内部事態を収拾するために無謀な対決と挑発に出るならば、それは想像を絶する衝突と戦争に広がりかねないし、結局、かいらい一味の恥ずべき破滅につながることになるであろう」と強調した。

さらに、「今のように対米追随に狂って奔走していれば、さらなる恥辱と屈辱が与えられるしかないであろう」としながら「われわれの雅量と忍耐も限界を超えるであろうし、それによって招かれる破滅的結果は全的にかいらい一味が負うことになるであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

祖平統の代弁人 南朝鮮当局はわれわれの愛国・愛族的アピールに熟考して対すべきだ

【平壌2月1日発朝鮮中央通信】今、北・南・海外の全同胞は全朝鮮民族が志と力を合わせて自主統一の大路を開いていこうというわれわれの新年のアピールに応えて、北南関係が改善され、朝鮮半島に平和と安定が訪れることを一様に願っている。

祖国平和統一委員会(祖平統)のスポークスマンは1日の談話で、しかし、南朝鮮のかいらい一味は年明けから「北の非核化」と「北の人権問題」を前面に立てて、紋切り型の対決曲調を繰り返している一方、毎日のように「北の脅威」と「予想できない挑発」を宣伝して「確固たる備え態勢」と「実効的よう懲」を高唱しており、至る所で火薬のにおいが漂う北侵戦争騒動に狂奔していると暴いた。

また、われわれはこの頃、時を構わず「北の脅威」と「挑発」を浮き彫りにして「安保危機」を鼓吹するかいらい一味の不純な妄動が四面楚歌に陥った朴槿恵の運命を救い、現在の弾劾危機を免れようとするところにその目的があるということを知らないのではないとし、次のように強調した。

もし、南朝鮮当局が険悪な内部事態を収拾するために無謀な対決と挑発に出るならば、それは想像を絶する衝突と戦争に広がりかねないし、結局、かいらい一味の恥ずべき破滅につながることになるであろう。

激変する周辺情勢も自分の頭で判断することができず、大国にへつらって生きることに慣れて民族の真の主敵も見分けられず、今のように対米追随に狂って奔走していれば、さらなる恥辱と屈辱が与えられるしかないであろう。

もっと遅くなる前に気を確かに持って、われわれが差し伸べた和解の手を取り、民族の自主的運命を切り開く道に戻れというのが全同胞の要求であり、歴史の最後の忠告である。

南朝鮮当局がわれわれの真情性のある善意とアピールに顔を背け、米国に追随して無謀な対決と戦争の一本道へ進むなら、われわれの雅量と忍耐も限界を超えるであろうし、それによって招かれる破滅的結果は全的にかいらい一味が負うことになるであろう。

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