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韓国の大統領府が1日に、上半期中に南北首脳会談を開催するという説を否認したが、「雰囲気は高まってきている」と明らかにした。

大統領府のパク・ソンMュ報道官は定例記者会見で、南北首脳会談を上半期に開催することと関連し、北朝鮮の回答を待っていると報じた韓国の文化日報の記事について、「事実ではない。現在、南北首脳会談のために具体的に進めていることはない」と話した。

また、南北首脳会談の雰囲気が高まっていると判断した根拠について、「北朝鮮がこれまでとは異なる態度を見せている。南北関係を正常化して、内部問題を解決しようという意思が北朝鮮にも見られる」と述べ、年内に南北首脳会談を開催する可能性をほのめかした。

さらに、「最近北朝鮮が我々に様々な提案をしている。こうした雰囲気を考慮して、李大統領がダボス会議で発言した。時期や条件は重要な問題ではない。韓国と北朝鮮に役立つように、核問題を解決する過程で共に悩むことができれば、そうした問題は2次的なものになり話す状況ではない」と説明した。

記者会見に同席したイ・ドンクァン広報首席も、「具体的にTFが構成されたり、具体的な協議のために行っていることはないということだ」と伝えた。

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こうした話から、南北首脳会談だけを話し合う南北チャンネルが動いている状況までことが進んでいるわけではないが、南北実務チャンネルもしくは外交ラインを通じて、南北首脳会談の年内開催に対する共感が見られるとも解釈できそうだ。

パク報道官は首脳会談の時期については、「誰にも言えないことだ。開催時期を決めたり、南北首脳会談を開催するために進めていることはない。ただ、北朝鮮が変わっている。我々の条件に合わせて変わり、核問題について話す準備ができたら、いつでも会談することができるというのが大統領の発言の内容であり、韓国政府の一貫した考えだ」と説明した。

さらに、核問題の解決が条件ではないのかという記者の質問には、「これまでの南北首脳会談を見ると、時間が経ってから明らかになった問題もあり、首脳会談の条件として対価をあげたりもらったりしたこともあった。条件がないということは本質的な問題ではなく、2次的な条件をつけることを意味する。韓国と北朝鮮の懸案の解決に約立つべきであり、最も重要な核問題について議論すべきだ。そうした条件を無視するという意味ではない」と説明した。

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文化日報は大統領府の関係者の話を引用して、「首脳会談は早ければ早いほどよいと判断しているが、韓国政府だけが決めてできることではない。そのため、時期を特定することは難しい。開催するかどうかは北朝鮮の選択にかかっている。北朝鮮の返答次第だが、上半期に首脳会談を開催する可能性はある」と伝えている。