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北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、日本の防衛省が通信衛星「きらめき2号」を搭載したH2Aロケット32号機を24日に打ち上げ、成功したことをめぐり、「ある国に対しては明白な軍事目的の衛星さえも何の制限もなく無事通過されている」としながら、米国のダブルスタンダードを非難し、自国の核保有を正当化する論評を配信した。

論評は、「日本の反動層は自国の軍事衛星打ち上げの目的が対朝鮮抑止にあると強弁するが、それが周辺諸国を標的としたということは三尺の童もはっきりと判断することである」と指摘。

また、「問題は、われわれの平和的衛星の打ち上げまであくまでも『挑発』と『脅威』に罵倒して『制裁』をけん伝した米国と追随勢力が、日本の軍事衛星の打ち上げに対しては一言半句もせずおしのまねをしていることである」と主張した。

さらに、「自分らがすることを他国がしてはいけないという強盗さながらの論理を全面に掲げて主権国家の合法的な権利と正々堂々たる自主権の行使まで問題視している」と強調した。

そのうえで、「共和国の核保有偉業は米国をはじめとする列強の強権と専横に断固と立ち向かって生命より貴重な自主権と尊厳を守り、この地でわが自身の力で自主統一と民族万代の平和・繁栄のための歴史的時代を開こうとする聖なる自覚から発している」と核保有の正当化をアピールした。