金正恩氏の「機密漏洩は厳罰に処す」という内部文書が流出

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金正恩氏は、党の内部文書の保管を怠り、機密を漏洩させた党のイルクンを厳罰に処して、再発防止のための対策を立てよとの指示を下している。文書には、具体的な機密漏洩の実例が記されている。

「◯◯◯事業所の初級党副委員長は、昨年10月から今年4月にかけて、初級党委員長しか入れない機密文書保管室に入り、13回にわたって党の文献6部と、党内雑誌『党事業』7部を抜き取り、この事業所の47歳の男性労働者に1万5000北朝鮮ウォン(約225円)の現金と家庭用変圧器と引き換えに売り渡していた」

これに対して、党組織においてこのような現象が起こらないよう、強力な対策を立てよと金正恩氏が指示したと記されている。金正恩氏は、先日開催された第1回全党初級党委員長大会の開会の辞で、不正腐敗が党の下部組織にまで蔓延していると厳しく指摘している。