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北朝鮮の内閣機関紙である民主朝鮮は24日、韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行(首相)や現政権に対して、「外部勢力と結託して同族を害するための謀議をこらした」と非難する署名入りの論評を掲載。同日、朝鮮中央通信が報じた。

論評は、「南朝鮮のかいらい一味は18日、『北の後方テロ』に対処するという美名の下でいわゆる『対テロ対策委員会』というものを開き、これより一日先立って『国務会議』を開いて反共和国制裁と圧迫について謀議した」と指摘。

これに対して、「同胞の統一志向と念願に対する悪らつな挑戦として外部勢力への依存と同族対決から活路を開いてみようとする逆賊の群れの笑止千万な醜態である」と糾弾した。

さらに、「屈辱的な哀願外交によって至る所で叩かれて満身創痍となった哀れな分際で、そのような連中が集まっていわゆる『外交安保環境』だの、『外交圧迫』だの、何のとして奔走することこそ、政治漫画だと言わざるを得ない」と主張した。

そのうえで、「かいらい一味が侵略的な外部勢力と結託した『全方位的な外交圧迫』を唱えて同族対決に狂奔しているのは特大型の政治スキャンダルによって麻痺状態に瀕した現保守『政権』の実相を覆い隠し、『国政』運営が正常であるかのように見せかけようとする卑劣な悪巧みの所産でもある」と非難した。