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韓国の李明博大統領が29日に、「金正日委員長に会う用意はいつもある。朝鮮半島の平和と北朝鮮の核の解決に役立つのであれば、年内にでも会わない理由はない」と語った。

李大統領はこの日、イギリスBBC放送とのインタビューで、「我々が有益な対話をして、北朝鮮の核問題について充分話し合えることが重要だ。両国の和解と協力のために、開かれた心で取り組むべき」と述べた。

さらに、北朝鮮が黄海で海岸砲を砲撃したことについては、「砲弾がNLL(北方限界線)の北側境界線の内側に落ちたと聞いた。このように脅威になるやり方をするのは望ましくない」と話した。

また、「様々な理由はあるだろうが、6カ国協議の復帰を強く要請されているからかもしれない。平和協定を結ぶための戦略的な行動の可能性もある。南北対話に圧力をかける意図があるとも考えられる。しかし、よい方法とは言えない」と批判した。

キム・テヨン国防長官が、北朝鮮から核と関連して脅かされた場合、北朝鮮を攻撃することも可能だと発言したことについては、「原論的な話だ。特定の事項について話したわけではなく、向こうが攻撃の姿勢を整えればこちらも攻撃できるという、軍事的な一般論を言ったにすぎない」と説明した。

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一方で、「北朝鮮は深刻な状況に陥っていたり、崩壊直前とは思えない。最悪の状況に対しても準備はするべきだが、今北朝鮮が崩壊するとは考えていない」と話した。