北朝鮮では庶民らがゼロからつくりはじめた市場経済、いわば「草の根資本主義」が急速に発展している。こうした中、個人手工業(個人事業)の生産規模が国家の生産規模を上回ったという分析が出てきた。

韓国の聯合ニュースによると、同国の政府系シンクタンク・統一研究院で客員研究委員を務める脱北者のヒョン・イネ氏は22日までにまとめた報告書で、「北朝鮮の個人手工業の規模は国家生産を上回っており、市場に流通する国産品の大部分は個人手工業の製品だ」と明らかにした。

ヒョン氏がいう個人手工業とは、個人の住宅に生産設備を設けて、少ない規模の人員で生産する家内工業や、1人または家族が所有、経営する自営業を指すという。