北朝鮮の船舶の老朽化が深刻な状況だ。平均船齢は、世界平均を大きく上回っていると、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。

アジア太平洋地域の船舶を管理監督し、加盟国の船舶を対象に安全検査を行っている東京MOUの資料によると、昨年検査を受けた北朝鮮の船舶は129隻。うち63隻は建造から30年を超えており、11隻が40年を超えていた。

また、一般的に「老朽船」とされる20年以上で30年以内のものが44隻。建造から10年経っていない新造船は4隻に過ぎず、平均船齢は29年だった。

国際海事機関(IMO)の調べでは、2010年末現在、世界の船舶の平均船齢は22年、貨物船は19年だ。それを考えると、北朝鮮の船舶の老朽化がいかに著しいかがわかる。