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北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、「対朝鮮認識を正しくすべきだ」というタイトルの論評を通して、米中間で北朝鮮が「カード」として利用されることはありえず、核保有国の地位は変わらないと主張した。

論評は、ドナルド・トランプ次期米大統領の就任を控えて、「国際的に中国が今後、米国との対決の時に『北朝鮮カード』を持ち出すというとても奇怪な世論が流れている」と指摘。

これに対して、「強調しておくが、政治・思想強国、核強国の威容を宣揚しているわが共和国が誰それの『カード』に利用されるということは理に合わず、われわれの核保有国地位は誰それが認めても、認めなくても確固不動である」と強調。

また、「正義の核の霊剣によって、わが共和国は周辺の諸大国のすき間に挟まれているのではなく、それらの国々の死活の利害関係が絡んでいる戦略的要衝で地域の情勢を主導していくことのできる威力ある力量になった」としながら「朝鮮は世界の軍事大国、アジアの核強国として浮上し、朝鮮を絶対変数とする新しい力学構図が立てられた」と主張した。