北朝鮮の朝鮮人権研究協会のスポークスマンは12日、朝鮮中央通信の記者の質問に答える形で、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が韓国・ソウルに設置した北朝鮮人権事務所の所長が「ありもしない『人権問題』を口実にしてわが体制を圧殺してみようとする米国とその追随勢力の策動に露骨に便乗した」と非難した。

スポークスマンは、「『国連人権事務所』は徹頭徹尾、米国の対朝鮮圧殺政策の実行道具のひとつとして、『脱北者』が政治的圧力に屈して、そして、単に金儲けを目的にでっち上げる虚偽資料を集めておく反共和国謀略巣窟のほかに何物でもない」と指摘。

また、「反共和国謀略騒動に駆り出された『脱北者』は一様に偽りの『証言』をしてこそ、生きていける境遇に陥った者」としながら、「このような人間のくずがでっち上げる言葉をいわゆる『証言』ということ自体が極めて笑止千万である」と、脱北者に非難の矛先を向けた。

そのうえで、「われわれは、それが誰であれ、『脱北者』の『証言』などを持ち歩く人権の政治化行為に対してはいささかも許さず、相手さえしないであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人権研究協会の代弁人、ソウルにある「国連人権事務所」所長の妄言を糾弾

【平壌1月12日発朝鮮中央通信】朝鮮人権研究協会のスポークスマンは、最近、ソウルにある「国連人権事務所」所長がありもしないわれわれの「人権問題」についてうんぬんしたことに関連して1月12日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

1月8日、南朝鮮のソウルにある「国連人権事務所」所長は英紙「デーリー・スター」とのインタビューで「朝鮮の強制収容所に収監されていた人々の証言、特に最近脱出した収容所体験者がほとんどいない状況」だの、「強制収容所を脱出した人々の証言に多く依拠しているが、極めて制限的」だの、何のという妄言を並べ立てた。

これは、ありもしない「人権問題」を口実にしてわが体制を圧殺してみようとする米国とその追随勢力の策動に露骨に便乗した行為である。

世界最大の人権不毛の地である南朝鮮のソウルに設置された「国連人権事務所」は徹頭徹尾、米国の対朝鮮圧殺政策の実行道具のひとつとして、「脱北者」が政治的圧力に屈して、そして、単に金儲けを目的にでっち上げる虚偽資料を集めておく反共和国謀略巣窟のほかに何物でもない。

すでに久しい前から世界に暴露されたように、反共和国謀略騒動に駆り出された「脱北者」は一様に偽りの「証言」をしてこそ、生きていける境遇に陥った者であり、自分を産み育てたありがたい祖国と愛する父母妻子さえ捨てて逃走したこのような人間のくずがでっち上げる言葉をいわゆる「証言」ということ自体が極めて笑止千万である。

特に、「国連人権事務所」所長がそのうえ「脱北者」の「証言」をこれ以上得られない状況であると言ったが、これは敵対勢力がこれまで「脱北者」の「証言」に全的に依存して反共和国「人権」謀略策動を強行してきたし、今や「証言」のつくり上げとその利用劇さえすっかりがたが来たということを自ら認めたことになる。

われわれは、それが誰であれ、「脱北者」の「証言」などを持ち歩く人権の政治化行為に対してはいささかも許さず、相手さえしないであろう。

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