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しかし言うまでもなく、正恩氏の自己批判は「反省したフリ」に過ぎない。海外のドラマや映画を見ただけの女子大生を拷問したり殺したりする独裁者の口から、本気の自己批判など出てくるはずがないのだ。

(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…

そのくらいのことは当然、北朝鮮国民も見透かしている。前出の情報筋によれば「皆が口々に、『新年の辞と聞くだけで虫唾が走る』と言っている」という。心のこもらぬ独裁者の反省の弁は「余計なひと言」を通り越し、国民の災厄となっているようだ。