こうしたパーティーもコンプレックスを打ち消すためではないだろうか。コンパニオンとして名門女学生まで動員する酒宴では、金正恩氏も普段以上に王様気取りで楽しめるだろう。いかにも若くて未熟な独裁者が考えそうなことだ。
(参考記事:金正恩氏の秘密パーティーに呼ばれる「名門女学生たち」の涙)テ氏の証言をもとに金正恩氏の心理状況を考察すればするほど、彼の指導者としての資質を疑わざるを得ない。彼がどのようなコンプレックスを抱いていようとも、それは人それぞれの問題だ。しかし、絶対的独裁者として国内では粛清・処刑の刃を振り回し、国外には核の脅威をまき散らすその行為がコンプレックスのはけ口になっているならば、あまりに危険な人格であると言わざるをえない。
