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朝鮮中央テレビが公開した、人民陸海空軍合同訓練の写真4枚の中に、240mm 放射砲車署泊艪ェ並び、発射台の角度を定めた写真があり注目されている。

軍事専門ウェブサイトなどによれば、これらの放射砲には「M-1985」、「M-1989」、「M-1991」の3種類があるが、このうち「M-1985」と「M-1991」はそれぞれ最大射程距離が43kmと60kmである。

陸軍教育司令部の教範には、「M-1991」の最大射程距離は65kmと記されている。

休戦ラインからソウルまでの距離が50km程度であるため、韓国軍はこの放射砲は、ソウルを含む首都圏一帯に実質的な脅威を与えることができる危険な存在と判断している。

この放射砲から170?自走砲と同時に300門以上発射すれば、1時間に2万5千発以上発射することができて、首都圏に甚大な被害を及ぼす可能性がある。

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脱北した元軍人のリ・ジョンヨン氏が書いた、『北朝鮮軍には乾パンがない?』によれば、放射砲の射撃は、自動射撃方法で単発の使用も可能で、全体の自動射撃もできる。南北が接している地帯の東部戦線と西部前線に配置されている。

放射砲に使われる弾薬には、高爆薬弾や対戦車分散弾、鉄甲焼夷弾、地雷砲弾, ベアリング弾、化学弾、硫酸弾、ウラニウム弾など様々なものがある。

国防研究院のチャ・ドゥヒョン博士は、北朝鮮が240mm放射砲の写真を公開したことについて、「北朝鮮が、自分たちが自信を持っている武力手段を象徴的に公開するのは一般的なこと」と言い、「放射砲は主力武器で対南武器だが、あまり拡大解釈する必要はない」と主張した。