北朝鮮の人にとって、韓流ドラマ、映画、バラエティを見ることはもはや当たり前のことになっている。当局が暴力的な取り締まりを行おうとも、その流れは止まらない。
(参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは…)また、韓国のラジオを聞く人も多く、中にはテレビを直接受信している人もいる。それは、単なる暇つぶしの娯楽では収まらずに、北朝鮮の人々の意識を変えつつある。
朴槿恵退陣を求めるデモや集会は、北朝鮮の国営メディアが報じていることなので、公の場で話しても、よほどのことを言わない限りは問題にならない。そのため、人々は自由に討論をするようになり、権利保障のために直接行動を行う人も増えているというのだ。