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北朝鮮民主化委員会の姜哲煥(カン・チョラン)副委員長が、「北朝鮮の平和協定戦略は、冷徹に判断して対応しなければならない」と15日に主張した。

姜副委員長はこの日、自由北朝鮮放送に寄稿した「姜哲煥の北朝鮮情勢」という文章で、「北朝鮮は米軍が朝鮮半島からいなくなれば、軍事的方法で武力統一をすることができるという希望を持っているため、北朝鮮の平和協定というスローガンは、米軍を朝鮮半島から追い出すための1つの手段になる可能性がある」と語った。

姜副委員長は「朝鮮半島から米軍を撤収させて、また北朝鮮にとって脅威となると思われる武器が全て消えるという条件で、核兵器を廃棄する」というのが北朝鮮の主張だが、「結局は時間を引き延ばして核保有を正当化してうやむやにし、元の状態に戻ることを踏襲するための、時間稼ぎ用の術策のようなもの」と主張した。

さらに、「北朝鮮が平和協定を提案したことに対する国際社会の反応は歓迎する雰囲気だが、北朝鮮内部を知っている専門家は憂慮するだろう」と述べた。

姜副委員長は引き続き、「(北朝鮮の)こうした平和協定ごっこに引っかかったら、これまでの10年間、誤った太陽政策を推進した金大中・盧武鉉政権の時のように、金正日政権は崩壊せずに維持されるはずであり、その間北朝鮮の住民の苦痛が増すだけになる」と説明した。

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特に、「北朝鮮政権の変化と崩壊を促進するためには、北朝鮮の平和協定戦略を冷徹に判断して、対応しなければならない」と述べ、「金正日政権が核を廃棄して人権を改善した後、真の対話が可能だということを、国際社会が認識する必要がある」と付け足した。