北朝鮮の労働新聞は29日、「朝鮮はいかなる狂風にも微動だにしない」という署名入りの論評を掲載。同日、朝鮮中央通信が配信した。
論評は、「世界の広い地域にある極端なテロ団体と重武装した犯罪者が大学と商店、劇場、市場をはじめとする公共の場所で無この人々をむやみに攻撃して無差別に殺害するので国際情勢はさらに複雑になっている」としながら「現実が示しているように世界的に安らかな国はほとんどない」と指摘。
また、「朝鮮はいかなる狂風が吹きまくっても微動だにせず、平和な環境の中で社会主義強国建設を促している」と述べた。
さらに、「わが国に実際に来てみた人であれば誰を問わず、共通的に感じるものがある。それは、政治的にとても安定しているということである」と主張した。
そのうえで、「われわれの軍事力強化、核保有も敵対勢力の侵略と核脅威・恐喝から人民の安全と幸福を守るために必要としている」と強調した。