北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、2016年の朝鮮半島情勢に関連する詳報を発表。核開発によって「朝鮮はすでに、暴悪の核時代に破滅を宣告した」と主張した。詳報は29日に配信された。
詳報は、「米国の前例のない挑発と核恐喝策動は、われわれを戦争抑止力強化へと絶えず後押しし、わが共和国のより攻勢的かつ強力な措置を連発させた」と主張。
また、「核打撃手段と武装装備の威力示威が息づく間もなく展開されることによって、侵略軍が進駐した南朝鮮と周辺地域はもちろん、米本土まで阿鼻叫喚の生き地獄として最悪の不安と恐怖の中に追い込んだ」と述べた。
そのうえで、「わが共和国は今後も、核抑止力を中枢とする強力な国防力に依拠して米国によって強要されている核戦争の危険を根源的に終息させ、地域と世界の平和を守るための闘いを力強く繰り広げていくであろう」と強調した。