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北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会(亜太委)が14日、金剛山.開城観光を再開させるための南北実務接触を、26~27日に金剛山で開くことを南側に提案した。

北朝鮮はこの日、板門店連絡官の通知文を通じて、「金剛山観光と開城地区の観光が1年6ヶ月も中断しているのは非常に残念なこと」と述べ、「26日と27日に金剛山で観光を再開させるための南北実務接触を開きたい」と明らかにした。

これに対して統一部の当局者は、「(提案の)内容について検討している」と述べ、「検討後に立場を決める」と明らかにした。

韓国政府は今まで、観光再開のための前提条件として ▲故パク・ワンジャさん銃撃事件の真相究明 ▲再発防止策 ▲身辺の安全保障などについて、南北政府間対話を通じて議論されなければならないという立場を固守している。

政府は特に、身辺の安全保障の問題については、「国際的水準の保障」を要求して、「開城や金剛山への出入りと滞在に関する合意書」を補い、対面権や弁護人助力権などを明示するという原則を強調してきた。

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今回の北側の提案は、公式の会談ではなく実務接触の性格を帯びたものだが、韓国政府の観光制裁の条件を熟知している北朝鮮が、このように先に実務接触を提案してきたという点から、北側の前向きな態度が期待されている。

去年11月18日に北朝鮮のリ・ジョンヒョク亜太平和委員会副委員長が、金剛山観光11周年記念式典に出席するために金剛山を訪ねたヒョン会長に、「金剛山観光客被殺事件の真相究明と再発防止、観光客の身辺の安全の問題はもちろん、現場訪問など南側政府が望んでいることに関して、何でも協議する用意がある」という立場を明らかにしている。

その際韓国政府は、北側の提案は政府間の公式会談の提議ではないという点を指摘し、北朝鮮政府に公式会談を要請した。