米国のワシントンD.Cで20日(現地時間)、米韓両国が北朝鮮の核の脅威に緊密に対応していくための外交・国防の政策トップによる「閣僚級拡張抑制戦略協議体(EDSCG)」の初の会議が行われた。
これに関連して、北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は27日、朝鮮中央通信社とのインタビューを通して「(米韓が)核戦争の危険を増大させている」と非難した。同日、朝鮮中央通信が報じた。
スポークスマンは、「米国と南朝鮮のかいらいが去る10月、『拡張抑止戦略協議グループ』というものを設けることで合意したのに続き、今回にその初の会議を行ったのは朝鮮半島の情勢をさらに悪化させ、核戦争の危険を増大させる重大な挑発策動である」と指摘。
また、「米国のそそのかしの下で南朝鮮のかいらいが原子力潜水艦の建造についてけん伝したのは、米国の侵略的なアジア太平洋支配戦略に突撃隊、手先として出ようとする下心の明白な発露である」と主張した。
さらに、「現情勢の状況は米国によって強いられている核戦争の危険を強力な核抑止力に依拠して根源的に終息させ、地域と世界の平和を守ろうとするわれわれの決心と路線がどんなに正当で正確であったのかをはっきり実証している」と強調した。