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世界的に有名なオークションサイト、イーベイで1400件に及ぶ北朝鮮の様々な品物が取引されている。

ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、「外国人が北朝鮮に対して好奇心を持ち、オークションに参加している」と13日(現地時間)に報じた。

イーベイで『North Korea』もしくは『DPRK』で検索すると、1400件以上の北朝鮮の製品がヒットする。カテゴリー別に分類され、商品には説明と写真が付いている。

同放送は「約450件はすでにオークションに出て取引が活発に行われている。数年前にはイーベイで300〜400件しかヒットしなかったが、現在は取引量が4〜5倍程度増えた」と説明した。

イーベイに掲載されている、北朝鮮製品の代表と言えるものが、国際郵便のスタンプが押されている北朝鮮の切手や使用済みの高麗航空の座席表、外国旅行客に支給される外貨交換浮などで、5ドル未満の値段で取引されている。

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北朝鮮を旅行したことがある外国人が、『北朝鮮は鎖国をしているため、なかなか手に入らないお土産』と紹介して販売している。

同放送は、イギリスの販売者の話を引用して、「主にヨーロッパやアメリカなどの収集家たちが北朝鮮の貨幣を買っている。北朝鮮の貨幣は価値がある」と伝えた。

一方、北朝鮮の住民が使用した痕跡のある古い腕時計や人民軍の軍服、帽子、勲章などは数百ドルの高値で取引されている。

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こうした品物の販売者は、主に中国の丹東や審陽など東北3省に住んでいる朝鮮族や、中朝貿易に従事している商人だという。

英雄金星メダル(North Korea Gold Star Medal for the Hero)には2500ドルの値段が付いている。

ある脱北者によるとこのメダルは『共和国英雄メダル』で、価格も高いため60〜70年代のモデルだという。

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北朝鮮は84〜85年に外貨稼ぎのために、従来の金と銀で作ったメダルを回収して、アルミでできたメダルを代わりに配ったことがある。

住民の手にも入らない、北朝鮮の有名な観光地の写真がついている、2010年のカレンダーがイーベイに登場したが、3日で品切れになった。

それ以外にも、北朝鮮で制作されたレコードや映画、本、個人が北朝鮮で撮った写真、乗用車・トラックの番号プレートなど、様々なものが取引されている。