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北朝鮮が13日、韓国の民間団体が北朝鮮に向けてビラを飛ばしていることを非難し、韓国当局に犯人を処罰するよう求めた。

南北軍事実務会談の北朝鮮側団長は、電話通知文を韓国側に送り、「対北ビラ散布国民連合が1日に、京畿道パジュ市の臨津閣で反共産主義に逆上し、数叙恂?フビラを朝鮮に撒くという、有り得ない騒動を起こした」と主張したと、朝鮮中央通信が伝えた。

さらに、「韓国当局は、反共和国ビラ散布騒動は6.15共同宣言と10.4宣言を露骨に破棄する行為であり、民族の志向に逆行する罪であることを認め、このような行為を行った極右保守団体を直ちに解散させ、主犯を厳しく処罰すべきだ」と要求した。

また、「わが軍隊は北南関係改善がいかに重要でも、我々首脳部の絶対的な権威と社会主義祖国の尊厳を害する問題は決して容認できない」と述べた。

それ以外にも、「今後は対話と関係改善を主張し、裏で北南関係を対決局面に追いやろうとする韓国当局の挑発的なビラ撒き行為に厳しく対応せざるを得ない」と主張した。

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これについて韓国・統一部の関係者は、「北朝鮮に向けてビラを飛ばすことが、南北関係の発展の助けにならないという基本的な立場に変わりはないが、関連団体に自制を要請する計画は今のところない」と話した。

この当局者は北朝鮮が処罰すると主張していることについて、「処罰できる法的根拠がない」と説明した。

韓国・統一部は北朝鮮に向けたビラの散布が本格的に始まった08年に、この問題が社会的に話題になった時、ビラ散布の自制を求めて法的に対応するという立場を表明したが、具体的な措置は取られなかった。