ただ、北の人口統計を見ると、数十万人から一説には100万人以上とも言われる餓死者を出した1990年代後半の「苦難の行軍」期も人口が増えており、現在の数は実際にはもっと少ないとの見方が強い。

次に、最新の国連制裁である安保理決議2321号で輸出上限が設けられた石炭生産においては、北の2749万トンに比べ、南は176万トンと大きな開きがあることが分かる。ただ、化学繊維の生産においては北はわずが2.3万トンであり、134万トンの南に大きく差を開けられている。

さらに自動車の生産では北の3.5万台に対し、南は455万台と100倍以上の差がある。韓国は付加価値の高い生産で大幅に北朝鮮を上回っている。当然、貿易総額も北は62.5億ドル(約7300億円)で、南の9632億ドル(約110兆円)の150分の1だ。輸出に限ったら200分の1にまで差が広がる。経済規模は比べ物にならない。

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