「分断が固定化されても反対しない」と答えたうち、年齢別に見ると20代が55%で最も多く、30代は42%、40代は31%、50代は25%、60代は19%で、年齢が低いほど統一に否定的な考えを持っている。また、学歴と所得が高く、政治思想的に中道の人が、最も統一に後ろ向きであることも明らかになった。
パク氏は、就職問題など現実の不安定要素を多く抱える若い世代は、統一という新たな不安定要素を嫌うからだろうと見ている。
統一研究院のイ・サンシン企画調整室企画部長も、今年6月に韓国人1005人に、統一に関する意識調査を行なったところ、北朝鮮を「協力の対象とも、敵対の対象とも思わない」と考える「孤立主義」が31.1%で最も多かったという。