2人は金正日氏に、ぬれぎぬだと訴える手紙を送った。ところが、これが金正日氏の怒りを買った。「私のそばに必要のない者ども」との理由で、2人はもちろん、シン課長の11歳の息子、パク局長の30歳の息子夫婦など、2家族の11人が銃殺されたという。
(参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」…残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認)この日の模擬裁判は、SAIS、国際弁護士協会(IBA)、戦略国際問題研究所(CSIS)などの政策シンクタンク、北朝鮮人権委員会、北朝鮮自由連合など北朝鮮人権問題に取り組むNGOなどの共催で行われた。