世界最悪の独裁国家にあげられている北朝鮮とビルマの民主化のために、両国の民主化活動家と学界の専門家が一同に会し、民主化戦略を模索する国際会議が開かれる。

ビルマ民族民主連盟の韓国支部と、高麗大国際大学院、開かれた北朝鮮放送などが共同で今月26日、1時半から高麗大学国際大学院で、6月抗争20周年記念、‘韓国民主化精神をアジアに、未来に’というシンポジウムを開催する。

シンポジウムには去る2000年にビルマで民主化運動を行い、投獄されそうになったため韓国に亡命したゾシャリン氏をはじめとし、ビルマ民族民主連盟韓国支部のネトンナイン総務、ビルマニュースジャーナルのゾモア編集局長、ビルマ民主化活動家のマウンゾ氏などが参加する。

韓国からは脱北者の姜哲煥氏をはじめとし、Ηチャンロク高麗大国際大学院院長、金永煥時代精神編集委員、ホン･ジンピョ自由主義連帯事務総長、ハ･テギョン開かれた北朝鮮放送代表、チョ･ミン統一研究院専任研究員、李光白北朝鮮民主化ネットワーク研究委員などが参加する。

シンポジウムでは、アジアの国家の中で、独裁の程度が最もひどい北朝鮮とビルマの民主化の方向と戦略が模索される。また、脱北者とビルマの民主化運動の活動家らが共に、ビルマの民主化運動を通じて、北朝鮮の民主化の方案を探るものと思われる。

参加者らは行事の趣旨を説明する文章で、“韓国の民主化精神を発展させ、アジア地域の民主主義の拡散に寄与する方向に向かわなければならない”と主張し、“独裁が最もひどい北朝鮮とビルマ両国の民主化運動の歴史を振り返り、現在の人権実態をよく見ることで、互いに共通した話題と解決点を探ることができるだろう”と明らかにした。

ハ･テギョン開かれた北朝鮮放送代表はデイリーNKとの通話で、“北朝鮮とビルマの民主化戦略を討論することで、アジアの民主主義の発展に寄与することができるだろう”と言い、“特に、ビルマと北朝鮮の地域での経験がある脱北者と活動家の対話から、より現実的な代案を導き出すことができるだろう”と語った。

シンポジウムはビルマと北朝鮮の ▲現代史紹介 ▲人権実態 ▲人権運動の争点の比較 ▲民主化戦略などに関する内容で進められる。

◆シンポジウムに参加するビルマ民主化活動家の要請で、国家の名称をミャンマーではなく、ビルマで統一しました。