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平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、北朝鮮の石炭産業は対中輸出に大きく依存していたため、今後の混乱が予想されるという。各貿易会社は、輸入停止措置が新年から緩和されることに期待しているが、先行きは不透明だ。

規制が緩和されない場合、北朝鮮の貿易会社は、外国船籍の船舶を使い、原産地、船籍地を偽装して中国に密輸する可能性もあると情報筋は見ている。石炭産業の貿易会社の多くが軍関係で、上部からの執拗な上納金の要求に応えなければならないからだ。

また、北朝鮮当局は、各社の業績を見て、貿易許可証を発行するかどうかを決める。そのため、各社は、密輸をしてでも実績を積もうとするからだ。