北朝鮮の朝鮮国際問題研究所の副所長オ・ヨンラン氏は5日、「誰がホワイトハウスの主人になっても米国の敗北は宿命である」と主張する文を通して、11月末に採択された新しい対北朝鮮制裁決議を非難した。同日、朝鮮中央通信が報じた。
文は、「米国が対朝鮮制裁にそれほど執ように執着する根本的な理由は、共和国が米国の支配に順応することを絶対に望まない国であるからだ」と指摘。
さらに、「朝鮮はすでに米国の絶えざる制裁と封鎖の中で自分の生と繁栄の道を切り開いてきた」と強調した。
そのうえで、「誰がホワイトハウスの主人になっても、朝米対決で勝算を願うのはわれわれに対する最大の無知になるであろうし、米国の敗北は宿命である」と主張した。