北朝鮮の祖国平和統一委員会政策局の報道官(スポークスマン)は3日、韓国軍が北朝鮮に対する軍事的挑発策動に執着していると非難する談話を発表。朝鮮中央通信が同日、報じた。

談話は、韓国軍上層部が「『北の挑発脅威に対する強力かつ断固たるよう懲態勢維持』を唱えており、かいらい軍艦艇と無人機をわが方の水域と領空に侵犯させ、西海のホットスポットで大規模な砲実弾射撃訓練を行うなど、地上と海上、空中で軍事的緊張を絶えず高調させている」と指摘。

また、「これはなんとしてもわれわれを刺激して北南間に衝撃的な武装衝突事件をつくり上げ、それを口実にして南朝鮮人民の朴槿恵退陣闘争を押さえつけ、世論の焦点を『安保』問題にそらして朴槿恵逆徒を破滅の危機から救ってみようとする狡猾な術策によるものである」と主張した。

そのうえで、「抜け出せない危機に瀕した朴槿恵と保守一味が『安保』のほらを吹き、権力の座を維持してみようと狂奔しているが、悲惨な破滅に傾いた運命は絶対に救うことができない」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

祖平統政策局代弁人 反共和国軍事的挑発策動に執着する南朝鮮かいらい一味の下心を暴露

【平壌12月3日発朝鮮中央通信】共和国祖国平和統一委員会(祖平統)政策局のスポークスマンは、最近、南朝鮮のかいらい一味が「安保危機」を鼓吹し、共和国に対する軍事的挑発策動にヒステリックに執着していることに関連して3日、談話を発表した。

南朝鮮のかいらい国防部長官と合同参謀本部議長をはじめとする軍部の上層は、毎日のように軍事境界線一帯の前方部隊と特殊戦部隊を訪ね回りながら、「北の挑発脅威に対する強力かつ断固たるよう懲態勢維持」を唱えており、かいらい軍艦艇と無人機をわが方の水域と領空に侵犯させ、西海のホットスポットで大規模な砲実弾射撃訓練を行うなど、地上と海上、空中で軍事的緊張を絶えず高調させている。

12月に予定されているかいらい軍主要指揮官会議を20余日も繰り上げて招集し、各軍種指揮官会議で軍事的挑発謀議をこらしており、一方では「国政空白を利用した北の挑発可能性によって安保状況が重大だ」「北の核およびミサイル試射が差し迫った」という世論を流して南朝鮮内部に「安保不安感」を大々的に流布させている。

スポークスマンは、これはなんとしてもわれわれを刺激して北南間に衝撃的な武装衝突事件をつくり上げ、それを口実にして南朝鮮人民の朴槿恵退陣闘争を押さえつけ、世論の焦点を「安保」問題にそらして朴槿恵逆徒を破滅の危機から救ってみようとする狡猾(こうかつ)な術策によるものであると暴いた。

崖っぷちに追い込まれた朴槿恵一味が最後のあがきとして無分別な戦争挑発に出ないという保証はなく、そのために被害を受けるのは南朝鮮の人民をはじめとするわが民族だけであると主張した。

スポークスマンは、抜け出せない危機に瀕した朴槿恵と保守一味が「安保」のほらを吹き、権力の座を維持してみようと狂奔しているが、悲惨な破滅に傾いた運命は絶対に救うことができないと強調した。

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