北朝鮮の朝鮮中央通信は30日、新義州(シニジュ)化粧品工場や食品工業部門で新製品が開発されていると紹介しながら民生部門の発展を強調する記事を配信した。
同通信が配信した「化粧品工業の発展に大きく寄与する新義州化粧品工場」というタイトルの記事では「ポムヒャンギ(春の香り)化粧品展示場を新しく整え、百数十種に数百種類に及ぶ『ポムヒャンギ』化粧品を来客にサービスしている」と紹介。
また、「最近、新たに開発した機能性ファンデーション、老化防止用の多機能性栄養液、目保護膜、唇保護口紅などは、以前に比べて使い味と好み、効果が優れていることから世界で堂々と競うことのできる化粧品に認められている」と主張した。
さらに、「新製品の開発に力を入れている朝鮮の食品工業部門」というタイトルの記事では「最近、行われた第27回全国一般消費財展示会と第6回全国酒・基礎食品展示会、全国幼児食品展示会などは、新製品の開発で革新を起こしている各食品工場の面ぼうをはっきりと見せた」と強調した。
また、「栢松総合食品工場でスピルリナ機能性食品を開発したのをはじめ、各地の食品工場で地元の特色を生かす食品を生産している」としながら、同国の食品研究部門が発展していると主張した。