韓国の朴槿恵大統領は29日に発表した国民向け談話で、2018年2月の任期満了前の辞任を受け入れる意向を表明した。
これに対して北朝鮮の労働新聞は2日、「いまだに自分の罪悪がどんなに大きいのかを悟らずに民心を愚弄し、逆らっている破廉恥な行為である」と糾弾する署名入りの論評を掲載。同日、朝鮮中央通信が配信した。
論評は、「かいらい逆徒がすべての問題を『国会』の決定に委ねると言ったのは、『国会』にボールを渡して与野争いを誘導することによって弾劾政局を乱し、その隙に時間を得て保守勢力を再集結させ、危機を免れようとする狡猾な術策である」と指摘。
さらに、「朴槿恵逆徒が活路を探しながらヒステリックに狂奔しても形勢はすでに駄目になった」と主張した。
そのうえで、「こけて曲がった青瓦台の老いぼれ魔女に他の道はない。こんな未練、あんな未練をすべて捨てて歴史と民心の峻厳な裁きを甘く受ける道があるだけである」と非難した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面