人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

両江道の軍関係の情報筋は「今回の視察はまもなく始まる軍の冬季訓練を控え、戦時司令部の点検を行なったものと思われるが、初めてのケースなので、尋常ではない」と述べ、何らかの異変が起こる可能性について示唆した。

両江道のある幹部は「(金正恩氏は)三池淵に到着した翌日の27日、新しく立てられた金正日氏の銅像と学生少年宮殿などを視察した。天候の悪化でその翌日まで飛行機が離陸できず、3日間の滞在となったが、こんなに平壌を留守にしたのは今回が初めてだ」と述べながら、今回の滞在が異例のスケジュールであったことを指摘した。

今回の金正恩氏の訪問に際し、両江道のリ・サンウォン労働党委員長が現地に向かったが、周りの幹部ですら金正恩氏の視察への随行と気付かないほど、機密保持が徹底されたという。また、現地では金正恩氏を歓迎する行事が開催されたが、住民に知らされたのは前日(26日)のことだった。