カストロ氏は2013年、キューバ共産党機関紙・グランマに寄稿したコラムで、1980年代に北朝鮮から大量の武器支援を受けたと明かしている。同氏は当時、キューバが旧ソ連から「米国とは自分で戦え」と突き放されていたことを説明し、次のように続けた。
「別の友人に対して、キューバ兵100万人を出動させるのに必要な武器の提供を依頼することにした。経験豊かで非の打ちどころがない戦闘員である金日成同志は、1セントも要求することなく、AKライフル10万丁と、附随する弾薬を送ってきた」
また、キューバは1970年代から80年代にかけて、南アフリカの白人政権と戦っていたアンゴラなどアフリカ諸国に出兵していたが、北朝鮮も同様の国々に軍事顧問団を派遣していた。