北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、日本が自衛隊を南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣していることについて、「日本反動層の無謀な軍国主義復活策動の一環である」と非難する論評を配信した。
論評は、「今、日本当局者らは新しい任務の施行について『地域の平和と安全保障のため』だの、『自衛隊の国際平和協力史において新しい一歩となる』だのということを唱えている」と指摘しながら「断言するが、日本は世界の平和と安全についてうんぬんする資格がない」と非難した。
また、「日本は20世紀前半期、人類に計り知れない不幸と苦痛を浴せかけ、世界の平和と安全保障に莫大な悪結果をもたらした戦犯国である。いまだにこれについて誠実に認めておらず、各被害国に対する賠償の国家的義務を回避している唯一無二の国である」と強調した。
さらに「世界の人民は、日本軍国主義再生の危険性を見抜いてそれに警戒心を高めるべきであろう」と主張した。