HOME > 連載 > 高英起の無慈悲な編集長日誌 > 金正恩氏が忌み嫌う「脱北」…逃げれば問答無用で射殺 2016年12月02日 | 脱北 しかし、脱北を厳しく取り締まることは北朝鮮全体の不利益に繋がる。例えば、国境警備が強化されると密輸ができなくなり、物価は上昇する。そして市民の不満が地方当局に向かう。また、国境警備隊自身も「脱北や密輸の幇助」という利権を失うことになるからだ。 金正恩氏が公に脱北や密輸を認めることはもちろんできないだろう。しかし、こうした不法行為が必要悪として、今の北朝鮮経済を支えているのも事実だ。なんでもかんでも恐怖で抑えつけようとする金正恩氏の統治方法はいつか綻びを見せるだろう。 56