アメリカ国務省が、北朝鮮から6カ国協議への復帰について、まだ具体的な『信号』を受けていないと、22日(現地時間)に明らかにした。
アメリカ国務省のクローリ次官補が定例記者会見で、ボズワース代表の訪朝以後、北朝鮮から今後の日程と関連して『信号』があったのかという質問に対して、「まだない」と明かした。
韓国政府の関係者は22日に、「来年2月以前に6カ国協議が再開されなければ、会談の流れが途切れてしまう」と話していた。アメリカもボズワース代表の訪朝の際に、来年1〜2月に6カ国協議を再開することを北朝鮮に伝えたという。
8日から10日にかけてボズワース代表が訪朝した後、米朝対話が続くと予想されているが、年末から年始にかけて休暇に入るアメリカの外交日程上、早ければ1月末〜2月初旬頃に北朝鮮との対話が再開されると思われる。従って、6カ国協議も早ければ2月中旬に開催されると考えられる。
クローリ次官補は、「我々は北朝鮮が6カ国協議に復帰するのを見たいと思っている。北朝鮮と建設的な会談をした。何をする準備ができているのかということに関する、公式の『信号』を待っている」と伝えた。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面また、ボズワース代表は訪朝した時に、平壌にアメリカの連絡事務所を設置することを提案したのかという質問に対して、「それについては知らない」と答えた。
また、「6カ国協議はすでに終わったと宣言する人に以前も何度か会ったが、そのような『6カ国協議死亡宣言』は早すぎる気がする」と話した。