米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)によれば、海外出張者の医療並びに安全対策サービスを世界の会員企業に提供している「インターナショナルSOS」と「コントロール・リスクス」の2社が15日、世界の渡航リスクの概要を把握できる『トラベル・リスク・マップ2017』(以下、リスクマップ)を発表した。
VOAによると、リスクマップは75カ国の「渡航リスク」と「医療リスク」を5段階で評価。対象となった国の中には北朝鮮も含まれており、渡航リスクについてはロシアやブラジルなどと並び、5段階の中間に位置付けられたという。
「自分の血の匂いに吐き気」
もしかしたら、これには意外な印象を抱く人もいるかもしれない。北朝鮮を訪れる在日朝鮮人や日本人は、周囲の人々から「大丈夫なの?」と心配されるのが常だからだ。