北朝鮮の金正恩党委員長は、朝鮮人民軍5月27日水産事業所と朝鮮人民軍1月8日水産事業所を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が17日、報じた。
同通信によると、二つの水産事業所は前例のない漁獲成果を収めているという。金正恩氏は、「数日間に数千トンのハタハタを獲ったという報告を受けて全国の人民に珍しい漁獲大豊の報を一刻も早く伝えたくて万事を後回しにして訪ねてきた」と述べた。
さらに、「水産事業所と文化住宅が一幅の絵のように見ものだった、東海地区に恍惚の境地をなした漁村が建てられた」と大満足したという。
また、統合操縦室、冷凍加工場、缶詰加工場がオートマチックライン化、ロボット化されたとしながら、「ロボットが冷凍した魚を次々と積み替えする姿は本当に見ものだ、労力を節約し、衛生性を保障しながらも軍人と人民に四季にわたって新鮮な魚を供給できる確固たる保証がもたらされた」と述べたという。
金正恩氏は、朝鮮人民軍1月8日水産事業所も現地指導し、「各貯蔵庫に来年度9月まで供給する魚が山のように積まれているのを見ると本当に気分がよく、積もった疲れがきれいにいえるとし、この水産事業所を設けた甲斐がある」と述べたという。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面金正恩氏は、5月27日水産事業所と1月8日水産事業所の幹部、従業員と共にそれぞれ記念写真を撮った。
現地指導には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、徐紅燦(ソ・ホンチャン)の両氏が同行した。