人権問題で追いつめられる以上に、正恩氏を刺激することはない。韓国の聯合ニュースは8月、次のような「うわさ」を伝えている。
「米国が自分を人権犯罪者扱いしていると言って激怒し、拳銃に実弾を装填して辺りに乱射した」
事実ならば正気の沙汰ではない。もっとも、正恩氏は昨年、スッポン養殖工場を視察して支配人の職務怠慢にブチ切れ、彼を処刑にした際、その際の動画をテレビで放映させていた。
(参考記事:【動画】金正恩氏、スッポン工場で「処刑前」の現地指導)処刑の嵐
自分の怒りの強さを、周囲に思い知らせなければ気が済まない性質なのかもしれない。