北朝鮮の朝鮮中央通信は14日、韓国の朴槿恵政権が米国を頼りながら最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の配置に向けて狡猾に振る舞っていると非難する論評を配信した。
論評は、「逆賊一味は除隊兵士らまで動員して『THAAD』が人体と環境に何の被害も与えないということを見せる茶番劇を演出する一方、莫大な費用が要る金泉市と星州郡地域に対する各種の特典劇も演じている」としながら、こうした動きに対して「自分に背を向けた保守支持層を再びかき集めてみようとする三文の値打ちもない欺まん劇である」と指摘した。
また、「単なる巫女にすぎない女にとらわれて『国政』を籠絡してきた朴槿恵逆徒が『植物大統領』に転落した悲惨な境遇で、地域住民のためのいわゆる『備え策』をうんぬんするのは世を笑わせる嘲笑の種にしかならない」と強調した。
そのうえで、「外部勢力にすがりついて南朝鮮人民の生命を愚弄し、朝鮮半島を列強の角逐戦場につくろうとする朴槿恵逆賊一味は民族の厳正な裁きを免れられないであろう」と非難した。