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北朝鮮の金正恩党委員長が、黄海の南北軍事境界線に近接するカルリ島前哨基地と長在島(チャンジェド)防御隊を視察した。日時は不明。朝鮮中央通信が13日、報じた。

カルリ島と長在島は、黄海の南北軍事境界線に近接する。長在島は、向かい側の延坪島(ヨンピョンド)からわずか9キロしか離れていない。

同通信は、カルリ島前哨基地は金正恩氏によって新しく組織されたとしながら、「西海海上で随時に行われる敵の危険極まりない軍事的しゅん動を徹底的に鎮圧してわが祖国の神聖な領海をしっかり防衛し、もし、敵が少しでも手出しするなら、即時、敵撃滅の砲火を浴びせられるように転変した強力な火力打撃基地である」と主張した。

カルリ島前哨基地と長在島防御隊を視察した金正恩氏(2016年11月13日付労働新聞より)
カルリ島前哨基地と長在島防御隊を視察した金正恩氏(2016年11月13日付労働新聞より)

金正恩氏はカルリ島前哨基地の状態を具体的に調べ、さらに再組織した延坪島火力打撃計画戦闘文書を承認したと同通信が伝えた。文書の具体的な内容については言及されていない。

金正恩氏は、「防御隊の軍人を死んでも革命信念を捨てない精神力の最強者、階級闘争の第1線を守る社会主義防衛者、祖国統一の猛将にしっかり準備させるには、彼らに思想的糧を多く植え付けなければならない」と述べたという。

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金正恩氏は、防御隊に双眼鏡と自動小銃を記念に贈り、軍人、軍人家族と共に記念写真を撮った。

視察には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、李永吉(リ・ヨンギル)、朴正天(パク・チョンチョン)、李成国(リ・ソングク)、リ・ヨンチョルの各氏が同行した。