どちらかというと、「延べ100万人くらい」とでも言うのが正しいような気がする。
いずれにしても、2000年代に入ってからの韓国の大規模集会の規模は、2004年に行われた当時の盧武鉉大統領の弾劾訴追の糾弾集会が、主催者発表で20万人・警察推計で13万人。2008年の米国産牛肉輸入再開を巡る反対集会が同70万人・8万人などとなっている。今回の集会が、最大規模であることは間違いない。
民間でこれだけの規模の集会を開くことができるのは、労働組合や市民団体で、1980年代に民主化運動を主導した世代が要所を占めていることが一つの理由だろう。
「お祭り気分」も
また、2002年のサッカーW杯での熱狂的な応援の経験が、国民に「ストリートに出ること」を促している面があるかもしれない。