北朝鮮の市場で11月から「二部制」という制度が実施されている。1つの売台(ワゴン)を月水金と火木土に分け、2人の商人が使用するという。実施の背景を米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。
両江道(リャンガンド)の情報筋によると、二部制の実施は初めてではない。2011年10月にも導入されたことがあるが、市場は混乱に陥った。その2ヶ月後に金正日氏が死去したことで、自然消滅していた。
管理費という名のショバ代
当局は2012年12月にも改めて導入を図ったが、しばらくして元に戻ってしまった。
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