人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

韓国政府が18日に、新型インフルエンザの治療薬50万人分(冷蔵トラック8台分)を、京義線の陸路を通じて北側に伝達する計画だ。

統一部のチョン・ヘャ燈?ケ官は15日のブリーフィングで、「北朝鮮に新型インフルエンザの治療薬などを支援するために、板門店連絡団チャンネルを通じて、詳細な支援の手続きなどを協議してきた」と述べ、「純粋な人道レベルで治療薬をなるべく早いうちに支援するという方針に従い、18日に京義線の陸路を通じて開城に治療薬など支援物資を伝達する計画」と明らかにした。

チョン報道官は「治療薬は常温を維持することができる冷蔵トラック8台で運ぶ嵐閨vと言い、「これまで対北人道支援物資の伝達などに準用してきた南北赤十字社の救護物資伝達の手続きに従って、北側に伝達する嵐閨vと伝えた。

今回北朝鮮に送る韓国政府の人道支援物資はタミフル40万人分とリレンザ10万人分、10億ウォン相当の手洗い用浄剤などで、あわせて178億ウォン相当の規模になる。

チョン報道官はまた、「韓国側の引き渡し要員が治療薬など支援物資を伝達して、北側から引受け証を受領する」と述べ、「支援物資の伝達後に、北側から文件で分配の内訳に関する通知を受けることになっている」と説明した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

さらに、「支援物資が医薬品や治療薬という点を勘案し、韓国側の引き渡し要員の中に医師など専門家が含まれる予定で、支援物資を伝達する過程で服用の方法に関する説明など注意事項を北側に伝える嵐閨vと付け足した。

南北政府は18日までに板門店連絡官チャンネルを通じて追加の合意が必要な事項について議論を続けるという。

一方政府内部では、新型インフルエンザの治療薬は米やとうもろこしなど食糧とは異なり、転用される可能性が低いという判断からか、分配のモニタリングを特に考慮しない雰囲気が感じられるという。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

政府が今回北側に求めた「分配結果の報告書」は、政府レベルの対北支援では最も低い水準のモニタリングだ。

だが、防疫体系が比較的優秀な韓国でも、風邪の症状が出ただけでタミフルの処方を求める集団心理現象が見られた前例があり、今回支援する治療薬の配布が平壌と幹部層に集中する可能性があるという懸念も出ている。