韓国の有力紙・ハンギョレ新聞は、崔氏が朴槿恵政権の対北朝鮮政策にも深く介入していた疑惑を報じた。だとすると朴大統領の対北朝鮮政策に崔氏の「お告げ」が影響を与えていた可能性が出てくる。崔氏の父は「インチキ宗教家」であり、本人はもムダン(シャーマン)として、朴大統領を操っていたという説があるからだ。
(参考記事:朴槿恵大統領を食い物にし続けた「怪しい宗教家」の父と娘)地雷で吹き飛ぶ兵士
一国の大統領が、安保政策において占いに頼る──あまりにも馬鹿馬鹿しい話だが、それほど対北朝鮮政策において朴大統領が下した指示が、専門家や政府関係者にとって首をかしげるものが多かったというのだ。その一つが、対北心理戦の一環として行われてきた対北拡声器放送をめぐる対応だ。