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崔順実氏は、新興宗教団体「大韓救国宣教会」の総裁だった崔太敏(チェ・テミン)牧師の5番目の娘だ。崔太敏氏は1974年、母を失った朴槿恵氏に接近し、教会の名誉総裁に担いだ。ここから、朴槿恵氏と崔順実氏の関係が始まったとみられる。

興味深いのは、崔太敏氏の過去だ。

確たる情報は少ないのだが、韓国の報道などを総合すると、生涯で8回も改名を繰り返した崔太敏氏は、最初は仏門の僧侶となり、次にシャーマニズムの新興宗教団体を設立。