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「清津市の金日成銅像の向かいにある南江女子中学校で取り締まりが行われた。その結果、16歳と17歳の生徒の半分以上が覚せい剤の吸引道具を持っていたことがわかった。ところが、彼女らの多くが取り締まりを行う機関の幹部の娘で、親がやっているのを真似て始めたことがわかり、担当者は処置に困り頭を抱え込んでいる」

隣の両江道でも、覚せい剤の汚染実態は深刻で、手の打ちようがない有様だ。

「制作技術が流出し、恵山でも作られるようになった。エフェドリンされあれば、いくらでも製造できる。市民の多くがやっているのに、いくら取り締まりをしたところで無駄だ。我々全員を処刑することも、刑務所送りにすることも出来はしない。幹部も出勤前にキメているというのに、どうして庶民はダメなのか。1回キメれば、生活の苦労も忘れ、気持ちがいい。こんな世知辛い世の中、覚せい剤なしでは生きていけない」

北朝鮮は、覚せい剤を世界中にばらまき、各地に甚大な被害を巻き起こした。住民は、選挙で選んだわけでもない指導者の誤った選択のしっぺ返しを食らっているのだ。