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もっとも、北朝鮮はかつて、外貨稼ぎのための国策として覚せい剤を製造し、日本や中国に密輸してきた過去がある。この点で、正恩氏とドゥテルテ氏の立場は異なる。富裕層の間で「覚せい剤ダイエット」が流行るほどの北朝鮮国内の薬物汚染は、まさに「自業自得」と言えるものなのだ。

(参考記事:北朝鮮女性の間で「覚せい剤ダイエット」が流行中

このような経緯を踏まえれば、ドゥテルテ氏が国内の薬物汚染を本気で取り締まる気なら、金正恩氏に対して何らかのアクションを起こしてもおかしくはない。