米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)は北朝鮮製の割合が6〜7割を占めると報じている。
同氏によると、刑務所内の中国系の覚せい剤密売組織は、外部の中国系の組織と手を組み、携帯電話を使って、外部との連絡や送金を自由に行い、大々的な密売を行っていた。また、覚せい剤を内部に持ち込むために、矯正局の職員に毎週10万ペソ(約21万円)のワイロを渡し、警報装置の電源を切らせていた。
刑務所内には薬物やギャンブルで得られた5000万から1億ペソ(約1億600万円〜2億1300万円)が常に蓄えられている状態だったが、同氏はそのうちの200万ペソ(約427万円)を現職上院議員のレイラ・デ・リマ氏に手渡したと証言し、大スキャンダルへと発展している。