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韓国国籍を持った彼女らが、韓国政府ではなく米国や国連に支援を求めているのは、要求を中国政府にきちんと伝わるように助けてほしいという理由だ。米国や国連が動けば、中国も動くだろうと見ているのだ。

メンバーの一人、イ・ヨンヒさんも中国に息子を残して来た。もう10年前のことだ。

「去年11月に息子に会いに行ったが、泣き続けたのは私だけで、息子は言葉も涙もなかった。母親への感情がなくなったのもかもしれない。義母に『母親はあんたを捨てて出ていった』と言われていたようだ。現地には5日間もいたけど、全くコミュニケーションが取れなかった」

そんなつらい体験を誰にも話せずにいたイさんだが、統一マムの活動に加わり、国際社会に訴える機会が得られた。